長山一樹
KAZUKI NAGAYAMA
2020-06-05 (2021-2-24改訂)
「アンアン」 2020年No.2216 (雑誌・マガジンハウス)
−フォトグラファーになろうと思ったきっかけを教えてください。
子どもの頃から絵を描くことが好きで、グラフィックデザインやアートディレクションを学べる高校に通っていました。選択授業に写真の授業があって、なんとなく選んでやってみたら「うまいかも?」と自分で思ってしまったんです(笑)。すごく楽しかったですし、そこから一気に「写真の道に行きます!」と突き進んできました。
−ハッセルブラッドとの出会いはいつ頃ですか?
高校卒業後に写真の専門学校に進学したのですが、そこで出会った先生がカールツァイスおたくだったんです。その先生に言われるがまま、コンタックスとカールツァイスを買いました。先生はハッセルブラッドやローライなども持っていて、当時の僕には買えないカメラだったので、ただただ羨ましく思っていました。
専門学校を中退後、スタジオスタッフになったのですが、ハッセルブラッドへの憧れが強すぎて、すぐにローンを組んで503CW を購入したんです。19 歳だったので、親に保証人になってもらって。よく10 代でローンを組むことに不安はなかったかって聞かれるのですが、不安よりも、お金を払ってないのに手元にもらえるってすごいなって思いました(笑)。貯金する間にも、憧れのハッセルブラッドを自分のカメラとして使うことができるわけですから。喜びのほうが大きかったですね。
−デジタルに移行したのはいつ頃ですか?
2007年にフォトグラファーとして独立したのですが、その頃は雑誌でも広告でも機材のレンタル費用を経費として請求することができたんです。2〜3年くらいしてデジタルカメラのレンタル代の請求はNGになり、特に出版社はフィルムカメラのフォトグラファーには発注しないという感じになって…。いよいよデジタルカメラを買わないといけない状況になり、6×6判から6×4.5判になることに引っかかる部分もありましたが、ハッセルブラッドの「H3D II」を購入しました。
「H3D II」を買ってすぐに、「デジタルカメラを持っていないフォトグラファーには依頼しない」と宣言されたメンズファッション誌の副編集長に会いに行きました。デジタルバックを買ったことや、今後のやりたい方向性を直談判したんです。結果、その月は特集4 本くらいの撮影依頼がありました。「H3D II」ってすごいなって思いましたね。特に、当時はデジタルバックを所有しているフォトグラファーは本当にトップの売れている方たちくらいしかいない時代で、20 代の若手フォトグラファーはデジタル一眼レフが主流。そういう風潮の中で、独立して数年の若手が中判のデジタルバックを持っているぞと噂になっていたそうなんです。その噂が良い方向に作用してくれたのだと思います。
−当時は必要な時にレンタルして使うという人が多かったですよね。
そうでしたね。最近はカメラにこだわらない人が増えてきたように感じます。
僕、写真以上に道具としてのモノが好きなんですよ。だから借りたカメラだと気持ちが入らなくて。所有しないと愛着って湧いてこないのに、機材に興味がないと聞くと「なぜ?」と思ってしまいます。僕なんて、あまり使う機会がないとわかっていても300mmレンズを買っちゃうくらいですからね(笑)。
ファッションの表現の手段として望遠レンズ(長玉)を使うことがたまにあるのですが、長玉を使う上では35mm判のほうが焦点距離の振り幅があるので35mm判を使っていました。でもやっぱりハッセルブラッドで撮りたいなという思いがあって。最初は300mmをレンタルして使ってたんですけど全然テンションが上がらなくて、結局買ってしまったんです。
カメラボディはどんどん変わっていきますが、レンズはある意味、普遍的なもの。だからレンズは無理してでも良いものを買うようにしています。やはり良い道具は長く使えますし、表現の幅も広げてくれますから。
「エクラ」2019 年9 月号(雑誌・集英社)
−好きなレンズ、使用頻度が高いレンズを教えてください。
基本的に人物撮影が多いのですが、中判カメラの80mmレンズって僕の感覚だと少し広く感じるので、100mmを標準レンズとしてよく使っています。膝より上を撮影するようなアングルの時はほぼ150mmレンズ。100mmと150mmはサブとして2本目も持っていたほうがいいんじゃないかっていうくらい使用頻度が高いです。
SNS等でモノが好きな「モノ愛」を発信し続けていたことがきっかけとなり、最近ではジュエリーのブツ撮りの依頼を受けるようになってきました。いわゆるブツ撮りのライティングをした堅い表現ではなくて、自然な雰囲気の中でジュエリーを表現したいという依頼が多いです。時代の流行りもあって、特にファッション雑誌やファッションブランドなどでは自然な表現のブツ撮りが好まれる傾向があります。
ブツ撮りの仕事のおかげで、それまであまり出番のなかった120mmマクロを使う機会が増えました。あとStay Homeで時間があった際、ずっとやりたいと思っていた石拾いに行って、石のポートレートを120mmマクロで撮り始めました。Instagramにアップしているのですが、今後も撮りためていって何か形にしたいなと思っています。
UNIQLO HEATTECH
−ユニクロの作品は膝上ショットなので150mmレンズですか?
キャンペーン広告で大きいサイズにもなるというお話だったので、1 億画素の「H6D-100c」+150mmレンズで撮っています。
この作品は背景のグラデーションにこだわりました。ヒートテックの広告写真なので、背景のグラデーションを熱が放射しているようなイメージにしたいと思ったんです。しかも中心から均一的に放射しているグラデーションではなくて、人から発する熱のように見えるよう、少し歪ませたくて。でも写真のストロボライティングでは色をコンマでコントロールすることは難しいので、映像の仕事でよく組んでいる照明部隊の方たちにお願いしました。
掲載カットの背景色は「赤—オレンジ」ですが、その他にも「ピンク−紫」など数パターンのグラデーションがあったので、かなり大変でした。しかも1名バージョンだけでなく3名バージョンもあって。3名だと中心の明るい部分を広くするためにかなり微妙なコントロールが必要になるんです。映像の照明の方たちと相談しながら、背景表現にとことんこだわって撮りました。こういうグラデーションって印刷がすごく難しくて、解像度の低いカメラだとすぐにジャギってしまうんです。「H6D-100c」で撮ったグラデーションは美しかったですね。満足のいく仕上がりになりました。
LiSA - 紅蓮華 / THE FIRST TAKE
−サムネール画像もハッセルブラッドで撮っていると伺いました。
2019年末から始まったYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」のサムネールのことですね。チャンネルの立ち上げから博報堂のチームと一緒にやらせてもらっていて、353万人(2021年2月8日現在)ものチャンネル登録者数がいる人気の音楽コンテンツです。実際に視聴していただくとわかっていただけると思うのですが、「THE FIRST TAKE」では極限まで演出を削ぎ落としていて、一発撮りで撮影しています。アーティストはミスすることが許されないため、映像からも緊張感がひしひしと伝わってくると思います。
僕は映像とサムネール画像などのグラフィックを撮っていて、Web 用のサムネールなのでそこまで解像度はいらないのですが、あえて「H6D-50c」で撮っています。グラフィックのルールは白い背景で撮ることだけ。歌の録音後に写真を撮るので、歌っている姿を見てインスピレーションでその場でライティングを決めていきます。そのため、アーティストによってライティングが少しずつ違うんです。白バックで統一感はありますが、1枚1枚見たら写真のテイストが違うので、サムネールだけでも楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。嬉しいことに、サムネールがかっこいいと話題になっているそうなんですよ。あんな小さなサイズのサムネールで人を惹きつけるためには、写真力が重要だと思うんですよね。だからハッセルブラッドで撮る。それに、実力のある方たちを撮らせてもらっているのに、サムネールだからと言って軽く撮ることはできません。思い入れのあるものとしてちゃんと残したくて。僕のアーカイブとして作品シリーズにまとめて、いつか写真展をしたいなと思っています。
−雑誌の撮影ではディレクションもされているそうですね。
グリーンの大理石の上に多肉植物とジュエリーを置いて撮った作品は、カルティエのジュエリーの仕事で、120mmマクロで撮っています。撮影前にスタイリストと話し合うこともありますが、基本的にエディトリアルではフォトグラファーがどう撮りたいかを考えてディレクションすることが多いですね。
「婦人画報」2019 年4 月号
シンプルって簡単そうに見えますが、記憶に残るシンプルってシンプルを突き詰めていかないとダメだからすごく難しい。記憶に残るシンプルにするためにはどうすればいいのかということをいつも考えています。例えば、照明、アングル、表現のエフェクトなど、(一般的なイメージとしての)シンプルの普遍を超えないように気をつけたり。でも人が見ていいなと思えるポイントは自分の感覚を信じるしかないんですけどね。その感覚の部分が劣化していかないように普段から意識しています。
−「モノ愛」つながりで生まれたお仕事は他にもありますか?
石川県小松市にあるセレクトショップ「PHAETON」のオーナーがものすごいモノ好きな方で、「モノ愛」つながりで数年前からお店のカタログを撮らせてもらっています。今回からは服を紹介するショップカタログではなく、金沢・小松・加賀エリアの豊かな自然、文化、歴史も含めた情報を発信しようということになり、「大勉強」という1 冊の雑誌として創刊しました。この作品は、金沢の美術館でファッションシュートした作品の中の1枚ですが、街や建造物の歴史とファッションをリンクさせながら撮っています。
大勉強 by PHAETON
モノを愛でていたらブツ撮りの仕事がきて、文化や歴史などを発信するような本作りにつながり、今っぽいYouTubeの仕事までできている。いろんなことが線でつながって、昔よりも自分がやっていることに説得力が出てきたように感じています。趣味や好きなことと仕事がつながるようになってきたのは、所有する喜びを教えてくれたハッセルブラッドという美しい道具の影響が大きかったと思います。
−長山さんと言えばスーツというイメージがあります。
3年くらい前から毎日スーツを着るようになりました。もともとメンズファッションの撮影が多かったのですが、どちらかというとカジュアル系が多かったんです。スーツを着るようになってからは、大人寄りのメンズファッションの撮影が増えてきました。
MEN'S Precious 2020 Spring
僕の中で「MEN’S Precious」はメンズファッション誌の中でも特別で、表紙にある「こだわる男のモノ語りマガジン」からもわかるように、モノ好きな人がモノ好きな人に向けて作った雑誌なんです。この雑誌のニッチな部分と、スーツ好きの僕が「モノ愛」という部分でつながったんです。この作品は、表紙を撮る予定ではなかったカットの写真から表紙になったもので、非常に思い入れがあります。「ここぞ」という時にはやはりハッセルブラッドなんですよね。
−今後、ハッセルブラッドに期待することはありますか?
強いて言うなら、6×6デジタルのスクエアフォーマットがほしいですね。ハッセルユーザーはみんなそれを望んでいると思います。大人気のInstagramやWebの小売店のサムネールなど、さまざまなところで正方形の写真をよく見かけます。ハッセルブラッドの強みを活かせるチャンスだと思うんですよね。ハッセルブラッドしかできないこと。6×6デジタルのスクエアフォーマットが出たら絶対に買うので期待して待っています!
−フォトグラファーとして仕事をしていく上で、長山さんが大切にしていることを教えてください。
さまざまな業種で数百年以上続く老舗店がありますが、こんなに時代が変わってもなぜ残っているのか、求められているのか、その答えは「品」であるという話を聞いたことがあります。どんな業種でもお客さまから長く求めてもらうためには「品」が必要で、でも「品」の表現の仕方は人それぞれですし、絶対の正解もありません。受け取り手側がどう思うかによっても変わります。
じゃあ、どうすればいいのか。それは日々の行動や会話、生活スタイルから滲み出てくるものだと思うんです。自分の好きなものから「品」が生まれるとするなら、そこを見てもらうしかない。僕の場合、何かを選んだら、それを選んだ理由を言えるように日頃から意識するようにしています。そこから「こだわり」や「キャラ」が生まれてきて、「品」へとつながっていく。何気なく選んでいたことをすべて意味あるものに変えていくということが、プロのフォトグラファーとして重要なことだと思います。その部分を大切にしていけば、「選ばれるフォトグラファー」になっていくと思うんですよね。
−最後に、今後の予定について教えてください。
コロナ禍におけるStay Home期間は、身近なことや自分の足元を見ることができる良い機会になりました。写真に対して今の自分はどんな立ち位置なのかと考えた時、まだまだだなと。今一度、フォトグラファーとして固まってきた考え方をより成熟させること、より丁寧に向き合うことをしていこうと思いました。そういう一つ一つのことを、仕事や個のメディアを通して発信していきたいと思っています。
プロフィール
長山一樹
2001年 株式会社麻布スタジオ入社
2004年 守本勝英氏に師事
2007年 独立 S-14 に所属
ファッションや広告、フォトブックなどコマーシャル界の第一線で活躍。また、ハッセルブラッドのV・H・X すべてのシステムを使いこなす。
Website:https://www.ngympicture.com
Instagram:@kazuki_nagayama
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All stories ⟶桑島智輝
Tomoki Qwajima
1978年岡山県岡山市生まれ。写真家。
2002年に武蔵野美術大学卒業後、鎌田拳太郎氏に師事。
2004年に独立後、雑誌やタレント写真集、広告で活躍している。
2013年に、約2年半の安達祐実を収めた写真集「私生活」(集英社)を発表。
2019年に写真集「我我」(青幻舎)、2020年に写真集「我旅我行」(青幻舎)を発表。
使用機材:X1D II 50C
Instagram @qwajima
Website https://qwajima.com/
金澤正人
ニューノーマルヌード
日本の広告撮影の第一人者として資生堂のクリエイティブの撮影を手掛けながら、ご自身の作品のプロジェクトでも精力的に活躍されている金澤正人さん。今回は907X 50Cを使って今の時代への想いを込められた作品を制作されました。
TAKAKI_KUMADA
XHコンバーター0 ,8で撮る
ファンタジー調ポートレート
長年のHシステムユーザーとしてコマーシャルフォトの第一線で活躍され、最近では907Xも導入いただいているフォトグラファーのTAKAKI_KUMADAさん。今回はXHコンバーター0,8を手に、その世界観を自由に表現していただきました。特別な撮りおろしの作品をKUMADAさんによる新しいコンバーターのインプレッションと合わせてお楽しみください。
TAKAKI_KUMADA
2004年独立。
モード誌、CDジャケット、広告のほか、ファッション・ムービーやCFの撮影も手がける。
使用機材:
907X
CFV Ⅱ 50C
H5X
H2
503CW
500C
Website : takakikumada.com
ロレンツォ・バラッシ
LORENZO BARASSI
ミラノのデザイン学校を卒業、1995年よりアシスタントとしてカメラマンに従事。1998年、ミラノで自身のスタジオを構え、広告、ファッション、雑誌、CDカバー等のフォトグラファーとして活動。2002年よりフリーへ転向、2008年より現在も東京をベースに広告、デジタルクリエイターとして活動。2011岩手県陸前高田にて、Italians For Tohoku (東北復興のためのイタリア人会)の一員として支援活動を行う。2016年より日本製ドレスブランドのデジタルプロダクション(ウェブサイトやソーシャルメディア等)マネジメント等も手掛ける。照明を駆使したアーティスティックな作品を得意とする。
使用機材: X1D-50c, H4D-40
Website: https://www.lnz.it/
Instagram: @ellennezeta
戎康友
YASUTOMO EBISU
写真館を営む祖父と父の影響で日本大学芸術学部写真学科へ進学。卒業後、写真家として独立。
アメリカやヨーロッパを旅しながら現地の人々を撮影した ポートレイト作品を発端に、ファッション誌のエディトリアルや広告、 アーティストまで、ポートレイトを中心に活躍。
使用機材: H6D-100c, X1D II 50C
Website: http://www.ebisuyasutomo.com
Instagram: @yasutomoebisu
濱村健誉
Kiyotaka Hamamura
1986年山口県下関市生まれ。文化服装学院を卒業後ロンドンへ渡英。
ドキュメンタリーを中心に撮影後、帰国しイイノスタジオで勤務。
その後ニューヨークへ渡米。自身のアートワークとMagnum Photosでのインターンを経て、現在東京をベースに活動中。
使用機材: H6D-50c, X1D ll 50C, Hasselblad 553ELX, 500C/M, 555ELD,
Website: https://kiyotakahamamura.com
Instagram: @kiyotakahamamura
水谷太郎
TARO MIZUTANI
1975年東京都生まれ。写真家。
東京工芸大学芸術学部写真学科卒業後、自身の写真家活動を開始。 ファッション誌をはじめコマーシャルフォトやアーティストのポートレイトなどを中心に活躍。
使用機材: H6D-50c
Website: https://www.bnm-jp.com/bnm-affiliation/?id=1382690313-624155
Instagram: @taro__mizutani
小川義文
YOSHIFUMI OGAWA
東京都出身。写真家。自動車写真の第一人者。国内外のさまざまな自動車メーカーの撮影を手がける。広告写真では日本広告雑誌対象など多数の受賞歴がある。自らの写真論をまとめた「写真家の引き出し/幻冬舎」、写真集「小川義文自動車/東京書籍」など著書も多数。小川義文監修「花の写真FBグループ展」は今年で7年目を迎える。またラリードライバーとして「パリ・ダカールラリー」「トランス・シベリアラリー」などに出場した経験も。日本広告写真家協会、日本自動車ジャーナリスト協会会員。
使用機材: X1D II 50C
クリストファー・
ルドゥクィスト
CHRISTOFFER RUDQUIST
スウェーデン生まれ。米ニューヨークのICP(International Center of Photography)で写真を学ぶ。十数年間居住した英ロンドンから、約2年前に東京に移住。DMB Represents所属。
使用機材: H6D-50c
Website: www.christoffer.co
Instagram: @crudquist
当瀬真衣
tousemai
2008年 多摩美術大学 美術学部卒業、GO SEES 入社
2010年 富田眞光氏に師事
2013年 独立
2016年 TRIVAL 所属
ライティングに定評があり、女性の美しさを最大限に引き出すことを得意としている。現在はビューティー・ポートレートを中心に広告・エディトリアルの分野で活動中。
使用機材: X1D II 50C, X1D-50c, H3DII-50
Website: http://tousemai.com / http://trival.jp
Instagram: @tousetouse / @trival_management
土屋 航
KO TSUCHIYA
高校卒業後渡米。
アメリカの大学を卒業後、ニューヨークでフォトグラファーとしてのキャリアをスタートさせる。
帰国後は国内外のカルチャー/ファッション誌を中心に、ファッションショーのランウェイやバックステージ、ブランドのカタログ撮影などを中心に活躍。
使用機材: H4D-60, 500C/M
Website:https://kotsuchiya.com
Instagram: @kotsuchiya
上田晃司
KOJI UEDA
米国サンフランシスコに留学し、写真と映像を学ぶ。現地滞在中からテレビ番組、CM、ショートフィルムなどを制作。帰国後、写真家・塙 真一氏のアシスタントを経て、フォトグラファーとして活動開始。現在は雑誌、広告を中心に活動。
ライフワークとして世界中の街風景やそこで暮らす人々を撮影。月1 回のペースで世界の街を訪れて撮影をしている。近年では、写真教室の講師や講演、書籍の執筆活動も行っている。Hasselblad 2015 ローカルアンバサダー。
使用機材: X1D-50c, 907X Special Edition
Website: https://www.koji-ueda.com
YouTube:「写真家夫婦上田家」
Twitter: https://twitter.com/kufoto/
若木信吾
SHINGO WAKAGI
1971年静岡県浜松市生まれ。写真家/映画監督。
ニューヨークロチェスター工科大学写真学科卒業。
雑誌・広告・音楽媒体など幅広い分野で活動中。
雑誌「youngtreepress」の編集発行を務め、浜松市の書店「BOOKS AND PRINTS」のオーナーでもある。映画の撮影、監督作品に「星影のワルツ」「トーテム~song for home~」「白河夜船」(原作:吉本ばなな)などがある。2018年「若芽舎」という絵本レーベルを立ち上げ、幼児向け絵本のプロデュース、発行人も務める。
使用機材:907X Special Edition
Website: http://www.shingowakagi.net/
Instagram: @swakwack
吉川幸宏
YUKIHIRO YOSHIKAWA
2006年(株)コンパクトフォトプロダクツ設立
2011年 個人事務所f8を大阪にて設立
現在に至るまで多くの企業広告をハッセルブラッドを中心に撮影している。京都市在住。
使用機材: H4D Stainless Model, X1D-50c
Website: http://www.f8photography.jp
Tumblr: https://f8f8f8.tumblr.com
Instagram: @hyssviewf8/