GAVIN GOODMAN
シンメトリーの力強いシンプルさ
南アフリカのフォトグラファー、ギャビン・グッドマンと彼のチームは、限られた色調のパレットとシンプルでありながらシャープな小道具を組み合わせて、形、色、シンメトリーに焦点を当てた素晴らしい写真撮影を行いました。
アナ・ヴェロレン・ヴァン・テマートによるスタイリングと、パートナーのリープ・ヴェロレンによる円錐形と丸型の小道具が組み合わされました。これらの小道具は技術的な図面を元に設計され、中密度のファイバーボードと背景紙をレーザーカッターで切断したものです。XCD90mmとX1DII 50Cで撮影した完成画像は、中判ミラーレスカメラの色とトーンの豊かさ、および最も深いシャドーの細部を捉える機能の力を美しく示しています。


X1D II 50Cは素晴らしいです。 RAWファイルを表示すると、この本体のサイズから生み出されたとはとても信じされません!何年もの間、中判で撮影するときはいつもH5D-50Cを使用していましたが、それに比べて、X1Dはセクシーで見栄えよく、賢く、親しみやすいH5Dの“いとこ”分のような感じです。タッチスクリーンメニューシステムがいかにシンプルでアクセスしやすいか、そしてオートフォーカスの応答性がはるかに良いことが気に入りました!

これは、大判のプリントに関して、これまでで一番の私のお気に入りのカメラシステムです。このフォーマットで撮影された私の作品の90%は、ビルボードであろうと芸術作品であろうと、プリントされています。最初の数枚の画像が画面に表示されると、色、ダイナミックレンジ、解像度のディテールにいつもワクワクします。そして、これらの最初のテストプリントを見る瞬間は、もっと興奮します。


ほぼ20年前、私はレンズ付きの中古501CMを購入し、まだ大切に使っています! 私にとって、ハッセルブラッドは常にカメラシステムのロールスロイスであり、長年にわたって素晴らしい歴史と評判を誇っています。私はいつもカメラのデジタル革命を追い続けてきました。この小さなミラーレスのデジタルカメラが発売された時から、私は試してみたいと思っていました!

ギャビン・グッドマンについて
南アフリカのケープタウンで生まれ育ったギャビン・グッドマンは、生まれながらの情熱的なサーファーでイメージメーカーです。映画学校を卒業後、彼は7年間、地元の映画業界で主にテレビコマーシャルを撮影しました。どこかの時点で、ギャビンはスチールに切り替える必要性を感じ、ストーリーテリングと光とカメラの技術的知識に目を向け、新しい中判でそれらを手にすることができました。ケープタウンに拠点を置くことで、ギャビンは何年にもわたって多くの素晴らしいキャンペーンに参加する機会を得ました。最近、彼はSemblance Agencyと呼ばれる新しいベンチャーを立ち上げました。このベンチャーでは、チームがインテリアデザイナーと協力して、世界中のさまざまなデベロッパーのために写真の芸術作品を制作しています。ギャビンの作品の詳細はこちらをご覧ください。

CAPTURE THE
SHARPEST COLOURS
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KEN KARAGOZIAN
ロスアンゼルス メトロの30年
一回きりのフォトセッションのため503CXを手に地下に潜ったことをきっかけにして、ケン・カーゴシアンはロスアンゼルス地下鉄の誕生からの30年を記録し続けることになりました。

LINUS ENGLUND
スウェーデンで見つけた印象的で、繊細な自然
それが森の中や、あるいは農地を彷徨っている時でも、スウェーデン人のフォトグラファーのライナス・イングルンドは、X1D II 50Cを使って、動植物の写真を新たなレベルに引き上げる、素晴らしい光を見つけます。

COOPER & GORFER
デリリウム
スウェーデンを拠点とするハッセルブラッドアンバサダーのクーパー&ゴルファーは、Covid-19のパンデミックを体現する新しい作品、デリリウムの制作に取り組み、この歴史的な悲劇に立ち向かう医療従事者の絶え間ない闘いを捉えました。

KARIM ILIYA
ハッセルブラッド、クジラとウミガメとともに海中へ
フリーダイバーで、2018年のハッセルブラッドマスターのカリム・イリヤは、ハッセルブラッドX1D II50C用のAquaTech REFLEX水中ハウジングを使って海中を探索し、フランス領ポリネシアのモーレア島とハワイのマウイ島周辺の自然界で穏やかに暮らすクジラとウミガメの様子を撮影しました。

SEIJI SHIRONO
ハッセルブラッドのHシステム マルチショットで日本の歴史的遺産を後世へ継承する
多くの歴史的遺産を撮影し、後世に伝えるお仕事に30 年以上にわたって携わっていらっしゃる城野誠治さんは、ハッセルブラッドのH システム マルチショットを長年愛用しています。