ハッセルブラッドは、最新のマルチショットカメラでイメージクオリティの限界を押し広げます。H6D-400c MSは現在市販されている中判デジタルカメラの中で、最高の解像度と忠実な色彩を実現します。

最高のイメージクオリティを実現するために設計された4億画素の画像出力は、各ピクセルの正確なRGBの色データと相まって、高級車、芸術作品、デリケートな布の表現やダイヤモンドなど、最高の描写が必要とされる被写体の微妙なニュアンスを捉えます。マルチショットで撮影されるイメージは、忠実な色再現とモアレのないディテールの描写力をお約束します。

H6D-400C MSの解像度を体験

PHOTOGRAPHER: GÖRAN LILJEBERG
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マルチショットテクノロジーについて

マルチショットテクノロジーでは、ピエゾアクチュエーターを用いてセンサーを非常に正確に1ピクセルまたは1/2ピクセル移動させることで、シングルショットのカメラに比べてより多くの色情報を記録できます。マルチショットで取り込まれた画像はハッセルブラッドの専用ソフトウェアPhocusで1枚に結合され、圧倒的なディテールと色情報を含んだ画像となります。マルチショット撮影を行うためには、PCと接続したテザー撮影、静物の被写体、コントロールされたスタジオ環境が必要です。

従来のシングルショット撮影では、各ピクセルがベイヤー配列のフィルターに基づいた1階層の色情報(R, G, またはB)を取り込みます。この方式でも高画質は得られますが、マルチショット撮影では新次元のディテールと色再現の可能性をもたらします。

4ショット マルチショット モード

4ショットでのマルチショットの場合には、シャッターは4回切れます。センサーを1ピクセルずつ移動させて撮影することで、正確な色情報 (GRGB)を保存します。4回の撮影で、それぞれのピクセルが緑→赤→青→緑の色情報を個別に記録します。4回の撮影で始点に戻ります(4ショットの図解を参照)。

このモードでは、1つのピクセルがRGBデータを正確に記録しますが、出力される画像は1億画素のままとなります。4ショットの利点は、各ピクセルの忠実な色再現性と、モアレのないディテールの1億画素の描写力です。4ショット マルチショット撮影において16-bit Tiffで579MB(11600×8700 pixel) の画像を生成します。

6ショット マルチショット モード

6ショットでの撮影では、4億画素で画像が生成されます。初めの4回は、4ショットと同様に1ピクセル毎にセンサーを動かすことで、忠実な色を個別に記録します(緑赤緑青の順。動きは4ショットの図解を参照)。 4回撮影すると始点に戻ります。これに加え6ショットではさらに1/2ピクセル水平と垂直に動きます(6ショットの図解を参照)。

この6ショットを統合した画像は、シングルショットの4億画素に相当し、画像解像度としては最高の2.4GB 16-bit TIFF (23200 × 17400 pixel) 相当の画像を生成して究極の解像度を生み出します。

HDMIHDMI High-Definition Multimedia Interfaceという語、HDMIのトレードドレスおよびHDMIのロゴは、HDMI Licensing Administrator, Inc.の商標または登録商標です。