907X アニバーサリー エディション キット

Beyond Classic

ハッセルブラッドの歴史は、より良いカメラを作り出すという、刺激的な挑戦から始まりました。その挑戦が功を奏し、1941年、ハッセルブラッドは初めてのカメラであるHK-7を発表しました。それからというもの、ハッセルブラッドは、カメラ技術を一から構築し、写真業界の常識を覆しつづけています。ハッセルブラッドのカメラは、80年もの間、様々な写真家たちに愛され、数え切れない程の歴史的な瞬間や感動の一瞬を記録してきました。ハッセルブラッドは、革新的なカメラ技術に対し、創業時と同じ情熱を抱き続けながら、その高品質なクラフトマンシップを実証しています。


そして、2021年、私たちはハッセルブラッド創立80周年を祝して、800台限定のハッセルブラッド 907X アニバーサリー エディション キットを発表いたします。このキットは、象徴的なSWCカメラからインスピレーションを得て、アルマイト処理されたルナグレー色のカメラ本体のエッジ部やレンズのリング部、および黒のレザーカバーが特徴的なモデルです。この名機が築いた歴史に新たな光を当てることにより、ハッセルブラッドの輝かしい軌跡と引き継がれる革新の精神を象徴するモデルとなりました。

*日本での予約開始日及び発売日は確定次第発表となります

過去、現在、そして未来


80年に渡り、ハッセルブラッドは、画質に対し一切妥協を許さず、たとえ業界の慣習を変えることになろうとも、ただひたすら邁進してきました。ハッセルブラッドは、世界初のミラーレス中判デジタルカメラ、革新的なモジュール設計、アイコニックなウェストレベルでの撮影…このように幾度となくカメラ開発の歴史を塗り替えてきました。


1950年代、ハッセルブラッドは初の広角レンズを使用するカメラシリーズを発表しました。当時、今日では広く知られている非球面レンズはまだなかったため、広角レンズの光学収差や歪みを補正することは、大きな課題でした。しかしながら、SWCは常識を打ち破り、ミラーを使う代わりに、後玉(複数枚で構成されているレンズのうち一番後ろにあるレンズ)を焦点面の近くに配置できるデザインを採用し、収差と歪みを効果的に低減しました。このような進化により、妥協のない鮮明な映像を実現しただけでなく、カメラボディが大幅にスリムになりました。何十年たっても、その卓越したデザインと高画質に対して、SWCカメラはいまだに高い評価を得ています。


SWCカメラからインスピレーションを得ると同時に、そこからさらに進化した点が907Xにはあります。SWCとは違い、907Xはライブビューとオートフォーカス両方に対応したレンズ交換式カメラです。取り外すことのできるCFV II 50Cのデジタルバックはフィルムカメラ*とシームレスに組み合わせることができ、フィルムカメラをデジタル化します。クラシックデザインを刷新しつつ、SWCカメラの素晴らしい遺伝子を907Xへと引き継ぎます。

レガシーへの想い


ハッセルブラッド 907X アニバーサリー エディション キットには、CFV II 50C デジタルバック、907X カメラボディ、コントロールグリップ、オプティカルビューファインダー、XCD 3.5/30 レンズが同梱されます。すべての構成部品には、アニバーサリー エディションとして、細部まで特別なデザインが施されています。キットのレンズにはSWCに搭載されていたビオゴン 38mmを想起させるXCD 30mm広角レンズが選ばれ、特別なデザインが施されました。


カメラやグリップ部分は黒のグレインレザーで覆われ、アルマイト処理されたエッジ部が特徴的です。カメラの片側には「Since 1941」と書かれた記念プレートがあり、手書きで「Hasselblad」と書かれたロゴが、カメラ本体とオプティカルビューファインダーの両方に入っています。アニバーサリー エディションのレンズは、フォーカスリング部分にハッセルブラッドのロゴが繊細に刻印されています。精巧さと芸術性を掛け合わせ、80年積み重ねてきた経験が、この持ち運びのできるカメラに詰まっています。細部に至るまで、ハッセルブラッド907X アニバーサリー エディション キットには、レガシーへの想いと革新の精神への賛辞が込められています。

アナログとデジタル:

その2つの利点を活かして


907X カメラボディは、XCDレンズに加え、アダプターを介してHC/HCD、V、XPanレンズをシームレスに組み合わせられるように設計され、CFV II 50Cのデジタルバックと併用時には撮影の幅が大幅に広がります。CFV II 50Cはフィルムカメラボディ*と併用でき、アナログ撮影とデジタル撮影を両立することにより、創造性が飛躍的に進化します。


* CFV II 50Cは、1957年以降に作られたほぼすべてのハッセルブラッドVシステムのカメラボディ(以下に記載)に対応します :500C、500C/M、501C、501CM、503CX、503CXi、503CW、503CWD、500EL、500EL/M、500ELX、553ELX、555ELD、2000FC、2000FC/M、2000FCW、2003FCW、201F、203FE、205TCC、205FCC、改造済み202FA、SWC/M、903SWC、905SWC、ArcBody、FlexBody、さらにサードパーティー製のテクニカルカメラやビューカメラ。

上から見下ろして、

撮影を完璧に


CFV II 50C デジタルバックは、ウエストレベルの撮影が簡単に行えるタッチ&チルト背面ディスプレイを搭載しています。バックをVシステムカメラに取り付け、適切な角度に傾け、ウエストレベル ビューファインダーと共に、構図決め、フォーカスから再生を簡単に行うことができます。