Tom Oldham

クルーナーズの最後

ロンドンを拠点とするポートレートフォトグラファーのトム・オールドハムは、地球上の全員の顔を撮影するまで休むことはないでしょう。クルナーズの最後(The Last of the Crooners)というタイトルのシリーズで、トムはロンドン東部にある地元パブのパームツリー(The PalmTree)でジャズミュージシャンのグループを撮影しています。彼のH6D-100cとHC2,8 / 80およびHC2,2 / 100レンズを用いた本作品は、2018年度のワールド・フォトグラファーアワードのポートレート部門で優勝に輝きました。


過ぎゆく瞬間を記録する

パームツリーの長年の常連であるトムは、ほぼ20年間、無意識のうちにこの撮影の準備を進めていました。赤いベルベットのカーテン、ゴールドの壁紙、ジャズなどのパブの魅力は地域の高級化や首都ロンドンの変化にもかかわらず、常に変わりません。週末のジャズバンドの生演奏は、トムにとって、感傷的な気分を呼び起こすメランコリックなムードの中、誰もが迎える人生の最後に思いを馳せ、今現在への感謝の気持ちを生み出しました。トムは、人生には変わらないものはないと知っていたため、年月によって消え去る前に、彼らの活躍ぶりを記録することにしました。 

トムは最善を尽くすため、パブの常連でありながらも、このプロジェクトに細心の注意を払いました。過去からの信頼関係が功をなして、オーナー夫妻からの許可は簡単に得ることができ、ミュージシャンからに協力を仰ぐ際に役立ちましたが、トムはこれらのポートレート撮影に成功する前に、彼の真の意図を全員に伝えるために何度もパブを訪問しました。照明や被写体のポーズなど、慎重に準備を重ねた結果、撮影自体は2日で終わりました。


このプロジェクトは品質と時代を超越した表現を要求したので、私はH6D-100cを使い、HC 2,8 / 80またはHC2,2 / 100レンズのいずれかを使用しました。後者は、入手可能な最も素晴らしい世界クラスのレンズの1つだと思います。これらの画像データの膨大な情報量によって、特に薄暗い光の下で撮影だったので、編集での多くの作業に耐えることができました。被写体が薄暗い影から浮かび上がるよう、形を整えてから、編集で画像ファイルを持ち上げました。レタッチャーはハッセルブラッドで撮影した画像データが大好きです!

ハッセルブラッドのレンズは露出、トーンの範囲が広く、ポートーレート撮影では先進的にライトを使いこなすことができるのです。実際の撮影画像データは際立つものであり、自分自身を他と差別化することに大きく役立つと言えます。



トム・オールドハムについて

イギリスのポートレートフォトグラファーのトム・オールドハムは、世界中の「あらゆる種類の才能ある人々」を撮影してきました。21歳で、天職に出会ったトムの最大の作品には、アイスランドのクロスフィットアスリートを撮影した「Eldmodur」、彼の最も誇り高いシリーズの「The Herder Boys of Lesotho(レソトの遊牧民の少年たち)」、40時間起きていて、1時間に1枚のポートレートを撮影した「The Longest Day」が挙げられます。彼の魅力的な作品はこちら。



4人の写真家、ガンジス川を行く

ガブリエル・フローレス、ジョー・グリア、ジェレミー・スネル、ダン・トムの4人の写真家は、1億人以上の信者が集まるヒンドゥー教の巡礼「クンブ・メーラ」が行われるインド中部のガンジス川に向かい、ユニークな視点と個々の写真スタイルでこの異文化の旅を記録しました。

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ハッセルブラッド H6D-100c 

日本画の最大規模の展覧会「院展」の図録の作成およびアーカイブ化に活躍

より多くの光を取り込むことができる、一億画素のセンサーを搭載したハッセルブラッド H6D-100cは、高解像度の画質が求められる美術作品の撮影でも多く活躍しています。公益財団法人日本美術院が主催運営している日本画の公募展覧会の院展の図録の作成およびアーカイブ化でもH6D-100cの最高クラスの画質と解像度は、その性能を最大限に発揮しています。

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Anna Davis and Daniel Rueda

新製品907X 50Cで視覚的世界を広げる

クリエィティブデュオで、ハッセルブラッドアンバサダーのアンナ・デービスとダニエル・ルエダは、新製品907X 50Cの発売を祝い、ハッセルブラッドの長い歴史からインスピレーションを得て、ハッセルブラッドの最も有名な特徴を表現した作品を発表しました。彼ら独自の視覚的世界が広がる、「クローン作成の状況」、「レコードプレーヤーとの融合」、「自身の星座のマッピング」などの各作品はNASAとの協業へも繋がった、ハッセルブラッドカメラの「優れた耐久性」、「クラシックなデザイン」、「テクノロジーの背後にある革新性」を具現化したものです。

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Adam Weist

冒険心を掻き立てるニュージーランドの亜熱帯雨林と活火山

世界が一変した2020年3月、ロサンゼルスを拠点とするフォトグラファーのアダム・ウェイストは、世の中の喧騒から離れ、地球の反対側のニュージーランドの魅惑的で夢のような景色の中にいました。亜熱帯雨林の豪雨の真っ只中から活火山の雪嵐まで、X1D II 50Cで撮影したアダムの作品は、ニュージーランドの美しさを見事に映し出し、風景写真家の憧れの地に私たちを誘います。

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Ole Marius Joergensen

セールスマンを主人公とした優雅な小作品

一昔前を象徴するセールスマンは、オレ・マリウス・ヨーゲンセンのシリーズ「Vignettes of a Salesman」の中心的存在です。 オレは、ノルウェーの風景を背景に鮮やかな映画のような照明を使用して、この物語を紡ぎました。

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Bjørn Wad

ノルウェー人アーティストの人生

ビヨルン・ワッドは、ハッセルブラッド503CWで19人のノルウェー人の現代アーティストの見事なモノクロフィルムポートレートと、アートブックKunstnerliv(アーティストライフ)のための彼らの作品を撮影しました。

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TERUYASU KITAYAMA

ハッセルブラッドの中判デジタルで広がる天体・星景写真の世界

大きなセンサーで光を捉え、高い描写性にアドバンテージを持つハッセルブラッドの中判デジタルカメラ。ハッセルブラッドで捉えた夜空は、普段肉眼で見ることができない特別な顔を見せてくれます。天体に魅せられ、星景写真家となった北山輝泰さんに、中判デジタルで撮影する星空の魅力について伺いました。

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Gleeson Paulino

ブラジルの大胆な多様性

ブラジルのフォトグラファーのグリーソン・パウリーノは、新しい視点からみた現代のブラジルへと見る人を誘います。その荘厳な色のフローと絶妙な画像の並置によって、人々の感覚を刺激するグリーソンの作品シリーズは、ブラジルの人々からその景観まで、大胆な多様性の美しさを探求しています。

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