Tom Oldham

XCD 45Pとストリートポートレートの静かな撮影に臨む


ハッセルブラッドHシステムを愛用するフォトグラファー、トム・オールドハムは世界最軽量の中判デジタル用オートフォーカスレンズ、XCD 45Pを世界で最初に試すフォトグラファーの一人として、冬のロンドンの鈍い光の下、撮影を行いました。このレンズのコンパクトさと無音に近い作動は、X1D IIとの組み合わせでストリートポートレートを撮影するのに最適で、撮影者と被写体の間のカメラの存在感を最小限にします。


Behind the scenes with Tom Oldham

私は普段はHシステムを使用しているので、ハッセルブラッドの品質の高さは熟知していますが、このレンズはハッセルブラッドの名声に相応しい品質の高さを備えています。この撮影を行ったのは冬の鈍く、最も灰色でフラットな光の日でしたが、それでも結果として得られた画像は活き活きとしていました。

ダイナミックレンジの広いデータはとても活用し甲斐があり、開放絞りの浅い被写界深度でピントを合わせ、すべての機会を逃さず撮影するというのは難しい挑戦であったにも関わらず、得られた結果は非常に満足いくものでした。

© Tom Oldham
Model: Harry Kirton

Behind the scenes with Tom Oldham

© Tom Oldham
Model: Harry Kirton

XCD 45Pの動作音はとても小さく、ほとんど気になりませんでした。これは撮影者と被写体の一体感を高める、このレンズの長所だと思います。

© Tom Oldham
Model: Webster

© Tom Oldham
Model: Webster

ウェブスターは最近私がよく被写体にしている素晴らしいダンサーで、これまでずっとスタジオで撮影していましたが、今回はより作り込まれていない、ロケ撮影ではどのような表情が得られるか試したいと思いました。結果として、ウェブスターはわたしの期待をさらに超え、撮影を行ったショーディッチの街中で撮影のため様々なポーズをとる姿はまさに華々しいものでした。このレンズの素早い反応は撮影の流れを途切れさせることなく、凍えるようなロンドンの冬の撮影を簡単にしてくれました。

© Tom Oldham
Model: Webster

ハリーはピーキー・ブラインダーズとの仕事で有名な俳優で、ウェブスターとは正反対のルックとスタイルを持っているので、同じようなライティングの環境で撮影をし、比較するのはこのレンズにとって良いテストになると思いました。私たちは東ロンドンのスミスフィールドの街並みを歩きながら、彼の雰囲気にあうポートレートを撮りました。

© Tom Oldham
Model: Harry Kirton

XCD 45Pにより、私は長らく実践していなかったもう一つの撮影スタイルを再び作り上げ、様々なアイデアやワークフローを試すことができました。これは一つの撮影スタイルに慣れ親しんだフォトグラファーにとっても健全なことです。このレンズがXCDレンズのラインナップの中で確固たる位置を占め、人気が出ることは疑いようがありません。

© Tom Oldham
Model: Harry Kirton

トム・オールドハムについて

英国出身のフォトグラファー、トム・オールドハムは世界中のあらゆる才能を写真に収めてきました。21歳という旬の年齢にして自分の才能を見つけ出したトムの代表作としては、アイスランドのクロスフィット選手を撮った「Eldmodur」、彼の最大の成功作である「The Herder Boys of Lesotho」、1時間に1枚だけポートレートを撮りながら40時間連続撮影で制作した「The Longest Day」などがあります。彼の作品は@tommyophotoで見ることができます。


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