ホワイトバランスツール(ピッカー)

この機能では、プリセットのホワイトバランスでは最適な結果が得られない場合、または数種類の光源が画面の中に存在し、オートホワイトバランスでは引っ張られてしまう場合、画像内の任意の色をニュートラルカラーとして色温度・色相を固定することができます。

クオリティ設定をJPEGにして撮影し、そのまま共有・プリントアウトするような場合に便利です。

X1D Ⅱ の場合、コントロール画面のホワイトバランスメニューからピッカーを選択すると、カード内の最後の画像が表示されます。フロントダイヤルを回すと、他の画像に切り替えることもできます。画像上に表示されるピッカーをドラッグし、ホワイトバランスの基準となるニュートラルカラーに合わせ、□ボタンを押します。

再度コントロール画面のホワイトバランスメニューを開くと、ホワイトバランス値が変更され、画像にあった値になっていることがわかります。

次に撮影したカットから、取得したホワイトバランスが適用されます。

X1Dの場合、カメラ設定の中から、「ホワイトバランスツール」を選択します。

上記のX1D Ⅱ と同様、カード内の画像が表示されるので、ニュートラルカラーとする位置にピッカーを合わせます。