JUSTIN MOTT

ベトナムへのラブレター

プロのフォトグラファーとしてのキャリアと個人の作品のバランスをとることに、実験の余地はほとんどありません。締め切りやクライアントに注意を払わないといけない場合、そもそも最初にカメラを手に取らせた自身の創造性と好奇心は容易に失われてしまいます。

ベトナムを拠点とするフォトグラファーのジャスティン・モットは、今勢いに乗るプロとしての成功の多くを、個人的なプロジェクトから築きました。ジャスティンを過去10年間旅に連れ出した動機は、枯葉剤の壊滅的な被害に苦しむ犠牲者を対象としたフォトジャーナリズム研究でした。

 ベトナム人の友人を通じて、ジャスティンは、臓器疾患から身体的異常、重度の精神障害に至るまで、有毒な化学物質関連のさまざまな病気に苦しむ子どもたちの世話をする孤児院とつながりができました。

ウェールズのフォトグラファー、フィリップ・ジョーンズ・グリフィスの作品に触発され、また出会った幼い子供たちの窮状に心動かされたジャスティンは、写真を通して彼らの体験を学び、彼らの生活に光を当てました。ジャスティンが撮影した写真は、人道的な写真に対して贈られるマーティ・フォーシャー賞の受賞や、権威あるエディ・アダムス・ワークショップへの参加など、いくつかの素晴らしい成果につながりました。この個人的なプロジェクトは、ジャスティンが熟練したアマチュアからプロのフォトグラファーへと転じる有効なステップとなりました。

これらの初期の成功によって、ジャスティンはベトナムでの地位を確立し、海外ウェディング写真撮影およびビデオ制作事業を立ち上げました。彼はまた、ヒストリー チャンネルの番組「Photo Face-Off in Asia」のホスト審査員の1人でもあり、4年前から出演しています。もちろん、すべてのフォトグラファーはプロに転向するときに、各々のユニークな体験を持っているでしょうが、ジャスティンが見つけた真意は、リスクを冒して自分自身のためにプロジェクトを追求することが、自身のキャリアのきっかけになるということです。

ジャスティンは現在、仕事、テレビ出演、結婚式の撮影の合間に、ベトナムへの継続的なラブレターである「As Above、So Below」プロジェクトにも時間を割いています。しかし、10年以上母国を離れていたアメリカのフォトグラファーは、自身と彼の父親が育ったブロック島の風景とその土地の様々な特徴を探求するという、別の個人的なプロジェクトを開始することを決めました。

ジャスティンは、次のステップに向けた決意に際し、過去を振り返って次のように述べています。「キャリアのスタート時には、これから仕事に求めるもの、何から収入を得るかを決定しようとします。自分は今年40歳になるので、今この段階で自分が何を得ることができるか考えています。ブロック島の話は私自身の歴史です。」

「商業的な仕事で有名になることだけを望んでいません。私は今、レガシーについて考えています。真の私である1つまたは複数のプロジェクトで有名になることを望んでいます。」

驚くべきことに、ジャスティンはアメリカで働いた経験がありません。この次のプロジェクトでは、自分自身を試すため、これまでプロとして写真を撮ったことのない場所や環境での撮影を計画しています。父親の故郷の小さなコミュニティのオープンスペースと物静かなヒーローを探そうと考えています。

彼の現在のプロジェクトの進捗はこちら@askmottをインスタグラムでフォローしてください。

Dino Kužnik

孤独なアメリカ西部

アメリカ西部に惹かれ、多くの写真を撮り続けているクリエイティブなスロベニア出身の写真家ディーノ・カズニックは、拠点のニューヨークで数か月間のロックダウンを経験後、コロラド、ユタ、アリゾナ、ニューメキシコを横断する2週間のロードトリップに出かけました。中判フィルムでの撮影に慣れ親しんでいたディーノは、X1D II 50CとXCD 45mmおよび90mmの中判デジタルを旅の相棒に選びました。険しい砂漠の風景の自然溢れる地域をドライブしながら撮影したディーノの作品は、私たちを一昔前のアメリカへタイムスリップに連れ出します。

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Tom Oldham

XH コンバーター 0,8でレンズの新しい可能性を開く

907X 50Cで新しいXH コンバーター 0,8を最初に試した一人として、英国のフォトグラファーのトム・オールドハムはギリシャ人のモデルで活動家のビリー・デリオスと驚くべくダイナミックなスタジオセッションを行いました。907X、およびXシステムのカメラでHC/HCDレンズを使用するためのアクセサリーのXHコンバーター 0,8は、より広い画角と、改良された最大絞りを提供し、トムの典型的なポートレート撮影スタイルをf/11からf/1,8に至るワイドな範囲に広げ、驚くほど大胆なビジュアルを作成しました。

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4人の写真家、ガンジス川を行く

ガブリエル・フローレス、ジョー・グリア、ジェレミー・スネル、ダン・トムの4人の写真家は、1億人以上の信者が集まるヒンドゥー教の巡礼「クンブ・メーラ」が行われるインド中部のガンジス川に向かい、ユニークな視点と個々の写真スタイルでこの異文化の旅を記録しました。

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ハッセルブラッド H6D-100c 

日本画の最大規模の展覧会「院展」の図録の作成およびアーカイブ化に活躍

より多くの光を取り込むことができる、一億画素のセンサーを搭載したハッセルブラッド H6D-100cは、高解像度の画質が求められる美術作品の撮影でも多く活躍しています。公益財団法人日本美術院が主催運営している日本画の公募展覧会の院展の図録の作成およびアーカイブ化でもH6D-100cの最高クラスの画質と解像度は、その性能を最大限に発揮しています。

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TOM OLDHAM

クルーナーズの最後

ポートレートフォトグラファーのトム・オールドハムのシリーズで受賞歴のある、「クルナーズの最後(The Last of the Crooners)」は、ロンドン東部にある彼の地元のパブ「パームツリー(The PalmTree)」で出会ったジャズミュージシャンのグループを撮影した作品です。

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Anna Davis and Daniel Rueda

新製品907X 50Cで視覚的世界を広げる

クリエィティブデュオで、ハッセルブラッドアンバサダーのアンナ・デービスとダニエル・ルエダは、新製品907X 50Cの発売を祝い、ハッセルブラッドの長い歴史からインスピレーションを得て、ハッセルブラッドの最も有名な特徴を表現した作品を発表しました。彼ら独自の視覚的世界が広がる、「クローン作成の状況」、「レコードプレーヤーとの融合」、「自身の星座のマッピング」などの各作品はNASAとの協業へも繋がった、ハッセルブラッドカメラの「優れた耐久性」、「クラシックなデザイン」、「テクノロジーの背後にある革新性」を具現化したものです。

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Adam Weist

冒険心を掻き立てるニュージーランドの亜熱帯雨林と活火山

世界が一変した2020年3月、ロサンゼルスを拠点とするフォトグラファーのアダム・ウェイストは、世の中の喧騒から離れ、地球の反対側のニュージーランドの魅惑的で夢のような景色の中にいました。亜熱帯雨林の豪雨の真っ只中から活火山の雪嵐まで、X1D II 50Cで撮影したアダムの作品は、ニュージーランドの美しさを見事に映し出し、風景写真家の憧れの地に私たちを誘います。

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Ole Marius Joergensen

セールスマンを主人公とした優雅な小作品

一昔前を象徴するセールスマンは、オレ・マリウス・ヨーゲンセンのシリーズ「Vignettes of a Salesman」の中心的存在です。 オレは、ノルウェーの風景を背景に鮮やかな映画のような照明を使用して、この物語を紡ぎました。

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