Brock Elbank

多様性への情熱

ブロック・エルバンクは、誰もが心の中に自分の外見についてある程度の不安を抱えて生きていると信じています。彼のポートレイトの被写体の多くにとって、彼らの印象的な外見は、好むと好まざるとにかかわらず、彼らを目立たせます。ブロックはこのユニークな写真プロジェクトを通じて、人々が彼らの多様性を祝福し、そのプロセスで多様性を受け入れることを活動の使命としています。

「どんなに撮影に適した環境下でも、その人の性格をある程度理解しなければ良いポートレート写真は撮れないと思います。人物の写真を撮影する際、事前に被写体と話すことはプロセスの一部でなければなりません。私は人の考えに実に興味があります。」


Daisy Trinder 

ロンドンを拠点とするイギリスのフォトグラファー、ブロック・エルバンクは、地球上で最も美しく個性的な人物の素晴らしいポートレイトを撮影することで国際的な評価を得ています。たくさん髭をたくわえた男性から、肌の白斑模様がはっきりとした個人まで、ブロックはマスメディアや広告によって一般的に避けられたり、迷信の対象にされたりする人々にカメラを向けました。エルバンクは、人気のあるInstagramアカウントで知られているように、すべての人に伝えるべきストーリーがあると信じています。それぞれの物語は似ているかもしれませんが、彼自身が情熱を感じるのは個々の多様性です。

Sara Cummings

Sara Cummings

Josh Hardwick 

「ロンドンから来た、稀な見た目の女性が私のスタジオに入ってきました。 彼女は大きな赤いアフロヘア、ハニーブラウンの瞳、そばかすで覆われた明るい肌を持っていました。」ブロックは、そばかすプロジェクトの初期の被写体の一人を思い出して語ります。

1枚の写真が撮影される前に、フォトグラファーと被写体である二人は熱心に、彼女が育った過程について話しました。彼女は幼い頃が特に困難な時期だったとブロックに語りました。彼女は目立つことでいじめに合い、とても苦しんだのです。撮影後、女性は彼女のような外見の人々の写真が部屋中に飾られる展示会場で、彼女の写真もその一部として展示されることは素晴らしいことでしょうと話しました。

Eva Khyne Sam

Bashir Aziz Cu

「その撮影は、そばかすシリーズのかなり早い段階で行われ、私の琴線に触れました。私が撮影したすべての人は、(そばかすのある人はそうでないかもしれませんが、白斑のある人は確実に)目立つし、個性的な外見のため、彼らに対して人々は残酷で無知な態度をとるのです。」とブロックは明かしました。

Harnaam Kaur

「優れた機材があれば、ゴールのほぼ半ばにいます。それは機材の使用方法を知っているという意味ではなく。ライティングについてもさらに知識を得る必要があります。ですが透明感、シャープネスはといった部分はカメラシステムが大きく関係します。実際の撮影画像には本当に驚かされました。」

ブロックは、彼の被写体との会話から、彼らが目立つことで何らかの形で苦しんでいることを知ってがっかりしました。「私が撮影したすべての人が、言葉の暴力を受けたり、通りすがりに嫌な言葉を投げかけられたり、じっと見つめられたりすると話します。それはとても残念なことです。」

一部の人は、彼の被写体の見た目の違いを不愉快な振る舞いの言い訳として使うかもしれません。が、ブロックは自分自身が個性的な人々とその多様性の美しさに惹かれていることに気がつきました。写真プロジェクトに取り組むとき、それは彼が被写体の個性に本当に興味を持っているからです。

Amber Jean Rowan

「これらのテーマの1つについてより多くの研究をすればするほど、驚くべき人々、日々出会わない人々に出会います。」とブロックは話します。「私たちがこれらのプロジェクトで達成しようとしているゴールは、多様性に関する一般の人々の意識をある程度高めることです。私は世の中の人々に個人のコンディションや独特の外見を、前向きでより美しい方法で見てもらいたいのです。結局のところ、最終のゴールは人々にもっと多様性を受け入れるよう励ますことです。私の仕事はすべて自分自身の正直な気持ちからやっています。私はいつも驚くほど個性的な外見の人に惹かれてきたのです。」

Sean Conway

Mikey A. Hamer

ソーシャルメディアで、多様性の美しさを訴える写真をアップしているブロックの下には、何千ものメッセージが殺到しています。興味深いことは、彼が受け取るメッセージの多くは写真撮影の依頼に関するものですが、それでも多くの人々が社会的/ステレオタイプ的な美の理想に合わない可能性のある人々を紹介してくれたことに感謝するメッセージを送ってくることです。

Bashir Aziz Cu

オーストラリアのシドニーに住んでいるとき、ブロックは国内でハッセルブラッドH4D-60を手にした最初のフォトグラファーであり、以来、そのH4D-60ですべてのポートレイトを撮影しています。ブロックは、ハッセルブラッドで撮影した写真に対する愛について次のように語ります。「優れた機材があれば、ゴールのほぼ半ばにいます。それは機材の使用方法を知っているという意味ではなく。ライティングについてもさらに知識を得る必要があります。ですが透明感、シャープネスはといった部分はカメラシステムが大きく関係します。実際の撮影画像には本当に驚かされました。」ブロックの作品の詳細については、こちらをご覧ください。



4人の写真家、ガンジス川を行く

ガブリエル・フローレス、ジョー・グリア、ジェレミー・スネル、ダン・トムの4人の写真家は、1億人以上の信者が集まるヒンドゥー教の巡礼「クンブ・メーラ」が行われるインド中部のガンジス川に向かい、ユニークな視点と個々の写真スタイルでこの異文化の旅を記録しました。

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ハッセルブラッド H6D-100c 

日本画の最大規模の展覧会「院展」の図録の作成およびアーカイブ化に活躍

より多くの光を取り込むことができる、一億画素のセンサーを搭載したハッセルブラッド H6D-100cは、高解像度の画質が求められる美術作品の撮影でも多く活躍しています。公益財団法人日本美術院が主催運営している日本画の公募展覧会の院展の図録の作成およびアーカイブ化でもH6D-100cの最高クラスの画質と解像度は、その性能を最大限に発揮しています。

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TOM OLDHAM

クルーナーズの最後

ポートレートフォトグラファーのトム・オールドハムのシリーズで受賞歴のある、「クルナーズの最後(The Last of the Crooners)」は、ロンドン東部にある彼の地元のパブ「パームツリー(The PalmTree)」で出会ったジャズミュージシャンのグループを撮影した作品です。

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Anna Davis and Daniel Rueda

新製品907X 50Cで視覚的世界を広げる

クリエィティブデュオで、ハッセルブラッドアンバサダーのアンナ・デービスとダニエル・ルエダは、新製品907X 50Cの発売を祝い、ハッセルブラッドの長い歴史からインスピレーションを得て、ハッセルブラッドの最も有名な特徴を表現した作品を発表しました。彼ら独自の視覚的世界が広がる、「クローン作成の状況」、「レコードプレーヤーとの融合」、「自身の星座のマッピング」などの各作品はNASAとの協業へも繋がった、ハッセルブラッドカメラの「優れた耐久性」、「クラシックなデザイン」、「テクノロジーの背後にある革新性」を具現化したものです。

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Adam Weist

冒険心を掻き立てるニュージーランドの亜熱帯雨林と活火山

世界が一変した2020年3月、ロサンゼルスを拠点とするフォトグラファーのアダム・ウェイストは、世の中の喧騒から離れ、地球の反対側のニュージーランドの魅惑的で夢のような景色の中にいました。亜熱帯雨林の豪雨の真っ只中から活火山の雪嵐まで、X1D II 50Cで撮影したアダムの作品は、ニュージーランドの美しさを見事に映し出し、風景写真家の憧れの地に私たちを誘います。

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Ole Marius Joergensen

セールスマンを主人公とした優雅な小作品

一昔前を象徴するセールスマンは、オレ・マリウス・ヨーゲンセンのシリーズ「Vignettes of a Salesman」の中心的存在です。 オレは、ノルウェーの風景を背景に鮮やかな映画のような照明を使用して、この物語を紡ぎました。

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Bjørn Wad

ノルウェー人アーティストの人生

ビヨルン・ワッドは、ハッセルブラッド503CWで19人のノルウェー人の現代アーティストの見事なモノクロフィルムポートレートと、アートブックKunstnerliv(アーティストライフ)のための彼らの作品を撮影しました。

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TERUYASU KITAYAMA

ハッセルブラッドの中判デジタルで広がる天体・星景写真の世界

大きなセンサーで光を捉え、高い描写性にアドバンテージを持つハッセルブラッドの中判デジタルカメラ。ハッセルブラッドで捉えた夜空は、普段肉眼で見ることができない特別な顔を見せてくれます。天体に魅せられ、星景写真家となった北山輝泰さんに、中判デジタルで撮影する星空の魅力について伺いました。

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