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上田 晃司 2|Koji Ueda

Hasselblad Ambassador 2015 Koji Ueda

ハッセルブラッドアンバサダー2015 フォトグラファー 上田 晃司 氏


U2-3第2弾ではH5D-50cの機能面についてもう少しご紹介したいと思います。私がH5D-50cを使用していていつも感じることは「ピントの精度が高いこと」です。

H5D-50cには最新の「True Focus II」が搭載されています。H4Dにも搭載されていたTrue Focusも精度は高かったですが、True Focus IIはさらに高精度になり高速化されています。正直な話、中判デジタルカメラのデメリットの一つがピント精度でした。私も沢山の中判カメラを使用してきましたが、高画素になるにつれてピント合わせの限界を感じていました。しかし、Hシリーズを使い始めてからは、ピントに悩まされることはなくなりました。

U2-4True Focus IIではコサイン誤差を補正するため人物撮影では特に重宝します。例として人物の上半身アップを撮影する際に目でピントを合わせて構図を変えたとします。そうするとカメラの角度を変えた際にピント位置と構図を決めた時の距離に若干のずれが生じます。そのまま撮影してしまうとピンぼけしてしまいますが、True Focus IIでは角度によりずれた距離を計算してくれます。

そのため、今まで開放では難しかったF2.2やF2.8などの明るいレンズを開放付近で使用しても確実にピントを合わせることが可能になりました。

作例を見ていただくと分かりますが、全身でも上半身アップでもしっかりとピントが合っていることが分かるでしょう。このピントの精度だけでもH5Dを選択する一つの理由になるでしょう。U2-1

次にH5D-50cにはHシリーズ初となるCMOSセンサーを搭載しています。私はCCDシリーズのH5D-40を使用していますが、基本的には光が十分足りる環境、又はストロボ撮影で使用しています。やはりローライトシーンではCCDにくらべ圧倒的にCMOSが有利になります。CMOSのおかげで一眼レフデジタルカメラのようにシーンを選ばずサクサクと撮影できる点もH5D-50cの魅力です。U2-2

ISO1600くらいであれば余裕で撮影が可能です。そのため、作例の様に夕景や夜景ポートレートなども楽々こなすことができます。ローライトシーンでもTrue Focus IIは的確にピントを合わせてくれて、CMOSセンサーは確実に光りを捉えます。H5D-50cを使えば今まで中判デジタルカメラでは難しかったシーンも諦めることなく撮影できることでしょう。


上田 晃司(うえだ こうじ)氏
米国サンフランシスコに留学し、写真と映像を学ぶ。帰国後、フォトグラファー塙 真一 氏のアシスタントを経て、フォトグラファーとして活動開始。雑誌、広告を中心に、ライフワークとして世界中の街や風景を撮影。近年では、講演や執筆活動も行っている。www.koji-ueda.com

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