Search and sort

吉岡 英太郎 2|Eitaro Yoshioka

Hasselblad Ambassador 2015 Eitaro Yoshioka

ハッセルブラッドアンバサダー2015 フォトグラファー 吉岡 英太郎 氏


日常的に見慣れた海産物もH5D-200C MSのマルチショット(2億画素)で撮影してみると、新たな世界がみえてくる。自然に生を受けたものだけが持つ何か発信してくるような圧倒的な存在感。

150503seafood_hassel_006_1000初っぱなから度肝を抜かれた。イカの表面は小さなドットで構成され、まるで印刷の網点かテキスタイルを見ているかのようだ。モニターにイメージをピクセル等倍で表示させると顕微鏡を覗いているような錯覚が起きる。

150503seafood_hassel_006_1000-1普段自分がどれほどいい加減に物を見ているか軽いショックを覚える。


150503seafood_hassel_009_1000-1タコの吸盤一つ一つは椎茸の内側のように繊維が中心の丸い突起に向かって配列され、さらに付け根から先端へと規則正しく縮小されながら配置されている。


150503seafood_hassel_010_1000-1アサリの殻は繊細で規則正しく、同じ柄は二つとないがよくよく見ていくと幾つかのパターンがあることに気がついた。類似した柄の貝を合わせるとまるで蝶が羽を広げたようだ。

150503seafood_hassel_010-1000-3 表面のテクスチャーは、古代建築のようでもあり、悠々の時を刻んだ地殻のようでもある。


150503seafood_hassel_014_1000-1イクラの透過光撮影と思われる方が多いだろう。

150503seafood_hassel_014_1000-2被写体は直径1mmにも満たないトビウオの卵だ。


150503seafood_hassel_015-1000-1どことなく頼りないワカメも、H5D-200C MSのマルチショットの前では別な表情を魅せる。

150503seafood_hassel_015-1000-2一見水滴に見えるが、伸びやかな肢体は筋肉のような凹凸で覆われ、食した時に感じる弾力性の秘密まで物語る。


今回の撮影では、HC-50mm、HC-80mm、HC-150mmのレンズにエクステンションチューブ(中間リング)、マクロコンバーターを使用した。

マクロコンバーターとは何?と思われる方に簡単に説明すると、一般にレンズとボディーの間に挟む中間リングは、標準から望遠レンズではチューブの長さに応じて最短撮影距離を縮めてくれるが、広角系のレンズに使用すると極端な接写しかできず、最短撮影距離よりもう少し被写体に近づきたいと言う時には使い物にならない場合が多い。ところが2群3枚の光学レンズで構成されるマクロコンバーターは、広角レンズであと少し寄りたいと言う時に威力を発揮する。特に50mmを使用している時の使いやすは秀逸である。


吉岡 英太郎 (よしおか えいたろう) 氏

岐阜県各務原市出身。J.Walter.Thompson Japan、株式会社エフエイトを経て渡米。 広告写真家としてジュエリーや時計、化粧品、料理等の静物からモデルやインテリア、風景等ジャンルを問わず活動。ハッセルブラッドのHシステムはH1時代からマルチショットタイプのデジタルバックを愛用。2013年より東京綜合写真専門学校にて講師。2015年より Hasselblad Ambassadorに。

アヴェニューA http://ave-a.com/


 

Our World

Camera model
Exposure time
Aperture
ISO
Exposure mode
Auto exposure Manual exposure Auto bracket
Photographer