中判デジタルカメラの利点

中判センサー

中判とは

歴史的に中判とは、ハッセルブラッドVシステムカメラにも使用されている120サイズのフィルム形式を指します。

これは標準の35ミリ形式よりもはるかに大きく、また高品質のレンズとより大きな画像領域が合わさり、優れた画質を提供します。

デジタルカメラにおける中判とは、中判のフィルムモデルに適合するカメラか、または35ミリのフィルムサイズよりも大きなセンサーを利用するカメラのいずれかを指します。


画素数が多いだけではありません

ハッセルブラッドのカメラに使用されているセンサーは最高クラスの画素数を実現しますが、その画像を他の多くのカメラと比べて際立たせるのは画素密度によるものだけではありません。

どのカメラセンサーにとっても、物理的な画素数は記録される光量を左右します。現在センサーを製造するほとんどのメーカーは、光の収集を最大限にするため、各画素上にマイクロレンズを採用しており、その光の収集力がセンサーのダイナミックレンジを決定します。

ピクセルサイズとノイズレベルがダイナミックレンジと非常にシンプルなナチュラルカラーソリューションを左右します。ハッセルブラッドのカメラはどのようなシーンにおいても正確な色を記録し、多数のカラープロファイルを使わずにスムーズな色調の移行を提供します。

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ハッセルブラッド中判デジタルカメラ(5000万画素)に使用されているセンサーのピクセルサイズは5.3ミクロンです。一方、同画素数の35ミリフルサイズデジタルカメラのセンサーでは4.14ミクロンとなります。光の集光力は1.64倍にもなります。


ダイナミックレンジの幅

ダイナミックレンジは、純粋な黒と純粋な白の間の色調の比率の差として表現することができます。人間の目は約22ストップのダイナミックレンジを知覚することができるとされています。ほとんどのデジタルカメラは、この値に遠く及びません。ダイナミックレンジは、センサーに光が当たらない黒の露出からはじまります。シグナルレベルが完全な白を表現するまでに何ストップで光のレベルを上げることができるかを示します。

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画素(ピクセル)のひとつをコップに置き換えてみてください。コップが大きければ大きいほどそこに入る信号が多くなります。また、すべてのデジタルカメラのセンサーは使用できる最小感度レベルがありますが、そのレベルはセンサー自体の電子ノイズできまります。これを「信号対雑音比」といいます。中判デジタルカメラのセンサーは信号対雑音比が非常に高くなっています。

ハッセルブラッドのセンサーは、高信号対雑音比と大きなピクセルサイズを組み合わることで最大15ストップのダイナミックレンジを提供することができます。比べて35ミリフルサイズデジタルカメラのセンサーは、約12ストップのダイナミックレンジとなります。

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